ナチュラルで温かみがあり、優しい雰囲気が演出できるレンガ。素材も並べ方も豊富で、お好み次第で多彩なデザインがつくれます。
日本古来から使われている和製のレンガは、低温度で焼かれているため、水を吸収し冬に凍結して割れるという欠点がありますが、 グリーン・パトロールのレンガは1000度以上の高温で焼かれているオーストラリアンレンガを採用しているので、冬に凍結しても割れることがありません。 また、苔や汚れも染み込みにくく、いつまでも綺麗な表情を確保できます。
今風の洋風デザインのお宅から、築50年以上の日本家屋まで、和洋を問わずさまざまなテイストのお庭(ガーデン)にマッチするのもレンガの魅力的なところ。
レンガの色といえば赤茶色のイメージですが、アイボリーや黄色などカラーは豊富で、お好みによっておしゃれなお庭(ガーデン)が作れます。
またレンガは、表面がザラザラしているので、ツルツルしている磁器質タイルと比べると、滑って転ぶ危険性が少なく安全です。お庭(ガーデン)にレンガを敷いて雑草対策するのもおすすめです。
レンガをお庭(ガーデン)やエクステリアに使って素敵に変身したお宅をご紹介します。
神奈川県川崎市にお住まいのＷ様から、お庭の雑草対策についてご相談をいただきました。
女性一級建築士がおじゃましてお話を伺ったところ、芝生張りだったお庭に雑草が生えてしまったそうで、「雑草から落ちた種からまた雑草が生えてくるという繰り返しにうんざりしてしまった。」「雑草対策をして、ガーデニングや家庭菜園ができる庭にしたいが、どのようにしたら良いかわからず困っている。」とご相談いただきました。
お庭には、カイドウ、キンモクセイ、キンカン、ユズなどが植わっているそうですが、「今の場所ではうまく育っていないようで、植え替えた方が良いのかも迷っている。」とのご相談もいただきました。
お庭には「台風で飛びそうだったので外しました」と、お隣との境界のネットェンスに縛ってあったラチスフェンスが並べてありました。
Ｗ様と相談した結果、女性一級建築士がご提案した雑草対策プランはこちらです。
Ｗ様のお宅の屋根と塀の笠置に使われているスパニッシュ瓦にマッチする、オーストラリアンレンガを土の上に敷いて雑草対策をすることにしました。オシャレな南欧風のお宅にぴったりの可愛い色合いです。
オーストラリアンレンガは、1000度の高温で焼かれているので水を吸い込みません。日本のレンガは吸水性がよく水を吸うので、冬に凍って割れることがありますが、そういったことがない優れたレンガで一生ものです。
施工中の写真です。雑草を全て取り除いて土の状態に戻したら、レンガを平らにきれいに敷くための作業「遣り方（やりかた）」を作ります。水糸と杭で地面に設計図を書くようなもので、レンガを真平らに敷くために必要な準備です。
レンガを敷き始めたところです。モルタルを下に敷き、その上にレンガを置いて遣り方の水糸に合わせて施工していきます。
レンガを真っ平に敷くには職人の技術が必要で、素人さんや下手な職人が敷くとうねったり、施工時は平らに敷けたつもりでも2～3年経つとでこぼこになります。
でこぼこになると、水たまりができてカビやコケが生える原因になります。腕の良い職人は平らに敷くのはもちろん、水や雨がレンガの上に溜まらず流れるように「水勾配」という傾斜をつけて作ります。そうするときれいな状態が長く維持できる良いレンガ敷きに仕上がります。
色の使い方も工夫しました。オレンジ色のオーストラリアンレンガに黄色のオーストラリアンレンガの割合を混ぜて作りました。色を混ぜることによって、広さや奥行きをだすことができます。
排水枡がある場所にはレンガを張らず、砂利で埋めます。排水溝のお手入れが必要になった際は砂利をどけてお掃除が出来ます。
奥さまのご希望だった、ガーデニングや家庭菜園ができる花壇も作りました。普通花壇というとレンガで囲って作る場合が多いですが、今回はレンガを張らない場所を花壇にしました。この方がレンガで囲んで作るよりコストダウンになります。
ビフォーアフターがこちらです。芝が雑草に負けて草だらけだったお庭が、レンガ張りのオシャレで可愛いお庭に大変身しました。
奥さまが成長を心配されていたカイドウ、キンモクセイ、キンカン、ユズも適材適所に植え替えました。移植してレイウトし直したので、すっきりしましたね。
コンクリート土間がある側は、防草シートを敷いて既存のビリ砂利を再利用し、フェンス側は防草シートの上にレンガの色に合わせた茶色い砂利「黄錆砂利」を撒きました。灰色の砂利より高級感がありますし、南欧風のオシャレな雰囲気が一層出ます。
植木がうまく育たなかったり、ごちゃごちゃしてくる原因は、苗木を買って空いている場所に適当に植えていく事にあります。木は縦に伸びるもの、横に伸びるもの、葉がおちるもの、落ちないものと色々あるため、成長した後の事を考えずに適当に植えると後々ごちゃごちゃになってしまうのです。
木の特性を理解し、将来の成長を見据えて植栽デザインすれば、木が成長しても自然にまとまるお庭になります。
また、剪定の仕方にも注意が必要です。素人が剪定する場合、木の形だけを考えて輪郭を整えるように切りますが、切り口からはたくさん芽が出て、それらが伸びると枝が混んでくるので鬱陶しい状態になってしまいます。
一方、剪定のプロは切り口の数を少なく切ります。腕の良い職人は、切るポイントの見極めが上手です。ポイントが的確で少ないため、作業が早くごみも少ない。さらに後々の成長も遅く、剪定の回数も少なくて済むので、お客様にとって嬉しい事ばかりです。
庭に散らばっていたアイリスを花壇にまとめて植えました。空いている花壇は奥さまご希望のガーデニングや家庭菜園に役立てていただけます。
ここで一つアドバイス。手がかからない花壇の作り方は、植えっぱなしで毎年同じ時期に花が開花する「宿根草」を中心に植栽計画をたてることです。
Ｗ様の娘さんが、お庭に似合うテーブチェアを買って来てくださいました。お庭でお茶を飲んだりお喋りしたり、ゆっくりくつろげそうですね。
「もう雑草に悩まされないのが嬉しい！大切にしてた植木も切らずに全部使ってもらえて嬉しいです。理想のお庭にしてくれてありがとう。グリーン・パトロールさんに相談して良かったわ。」とＷ様には大変喜んでいただけました。
神奈川県横浜市にお住まいのＴ様は、グリーンパトロールのホームページを見て「庭の草抜きや木の手入れが年齢と共に大変になってきたので相談にのって欲しい」とご連絡をくださいました。
洋風のお庭に憧れていらっしゃった奥さまがご主人と一緒にレンガを敷き並べて手作りされたのだそうですが、満足いくものが出来ず「もうこれ以上は自分達の手ではムリ。プロに任せよう。」という話に至ったそうです。
こちらはご提案した平面プランです。奥様はレンガのお庭に憧れていらっしゃったので、お庭全体に今流行っているオーストラリアンレンガを敷いて、レンガ張りのお庭にしてはどうかとご提案しました。
オーストラリアンレンガが敷き詰められた、洋風のオシャレなお庭が完成しました。憧れていらっしゃったレンガのお庭を見て、奥様は「こんなお庭に憧れていたの。これは自分達ではできないわね。プロに頼んで良かったわ。」と大変喜んでくださいました。
レンガ貼りのお庭
【安心保障】防草技術に自身あり！
市川市・松戸市・浦安市にお住まいの方に朗報 
施工前
提案プラン
施工後
