防草シート・砂利敷き雑草対策工事 ビフォーアフター
母が老人ホームに入り、空き家状態となった実家の庭が荒れるのを防ぐため、ある業者に防草工事を依頼したのですが、半年も経たずに雑草だらけになってしまいました。
もう一度きちんと防草対策をしたくてグリーン・パトロールさんに相談したところ、社長様から御親切に「施工不備の可能性があるので、やり直しをしてもらった方がよいですよ」とアドバイスいただきました。
しかし業者の見積書を見返したところ「防草対策は完全に草が生えない訳ではない」と記載があったため断念し、グリーンパトロールさんに工事のやり直しをしてもらえるようお願いしました。
見違えるようにきれいな庭になり、とても満足です。じゃまだと思っていた庭石も素敵にデザインしてもらいました。
隣の敷地から雑草が浸食して来ることを心配してくれた店長さんが、工事終了後の引き渡しの際に「もしお困りの時は言って下さいね」と仰ってくださり、その心遣いが大変嬉しかったです。
その後、多忙でなかなか実家に行けずやっと先日行けたのですが、工事終了時と全く変わらずキレイな庭で、主人と二人で感動しました。グリーン・パトロールさんにお願いして本当に良かったと思っております。
せっかく業者に依頼して防草工事を行ったのに、半年も経たないうちに雑草だらけになってしまったH様のご実家のお庭。原因は何だったのでしょうか? どのようにして問題を解決し、雑草の生えないお庭に生まれ変わらせたのか順を追ってご説明します。
業者に雑草対策をしてもらったのに、雑草が生えて来た!
空き家になった実家の庭を放置できなかった
神奈川県横浜市にお住いのH様からご実家の一戸建てのお庭についてご相談をいただきました。
H様のご実家は、お母様が老人ホームに入居されたため空き家状態になっているそうで、手入れが出来ず雑草だらけになったお庭をそのまま放置するのはご近所の目もあるため、業者に防草シートと砂利を敷く防草対策工事を依頼したそうです。
半年経ったら雑草が生えて来てしまった
しかし半年経った夏頃には防草シートの隙間から雑草が生い茂ってしまい、困ったH様ご夫妻は「もう一度きちんと防草対策をしたいので相談にのって欲しい」とグリーン・パトロールにお電話くださいました。
H様のお話を伺いアドバイスさせていただいたのは「一年もたたないうちに雑草だらけになってしまったのであれば、施工した業者にやり直してもらった方が良い」ということです。
施工業者にやり直しを依頼したかったが、断念
防草シートの敷き方に問題があった可能性が
確かに防草シートで雑草対策工事をしても、数年経つうちに砂利の中に砂がたまり、その上に風で飛んできた雑草の種が発芽するという事はあります。しかし一年も経たずにしかも半年でとなると、手抜き工事とまでは言わなくても、防草シートの敷き方に何らかの問題があった可能性があります。
ですので、まずは施工した業者に問い合わせて、やり直しをしてもらえないか交渉した方がよいと思い、そのようにアドバイスさせていただきました。
業者の見積書に書かれていた文言を見てがっかり
「そうですね、そうしてみます!」とご納得されたH様でしたが、施工業者に問合せをしようと当時の書類を見直したところ、見積書に「防草対策は完全に草が生えない訳ではない」という記載を見つけてがっかり。やり直しを依頼するのは諦めてしまったそうです。
このような経緯で、H様から「是非、グリーン・パトロールさんに工事のやり直しをお願いしたいです。」とご依頼いただき、弊社が雑草対策のやり直しをさせていただくことになりました。
防草シートの繋ぎ目や庭石との境目から雑草が
石の周りには雑草が生えやすい
グリーン・パトロールの女性一級建築士が現場調査に伺い、H様と一緒にお庭の状態を確認したところ、防草シートの繋ぎ目や庭石との境目から雑草がたくさん生えて来ていました。防草シートの端がめくれている部分もあります。
防草シートの敷き方の失敗例としてよくあるのは、このように庭石や飛び石と防草シートの境目の処理が上手くなされていないものです。隙間が少しでもあると雑草は逞しく生えて来ますし、日光で温まる石の周りには特に雑草が生えやすいのです。
防草シートの繋ぎ目が浮いている
防草シートの繋ぎ目が浮いている部分も複数見られました。施工当時は押さえられていても、強風などで繋ぎ目が浮いてくることはよくあります。防草シートでよくあるもう一つの失敗例は、このように防草シートだけで済ましてしまい、防草シートの上に砂利を敷かないということです。
防草シートには、重しと日光から保護する役割が
防草シートだけでは防草にならない
砂利には、防草シートが風でめくれないよう押さえる重しの役割や、防草シートに直射日光が当たって劣化するのを防ぐ日よけの役割があります。費用を抑えるために防草シートだけ敷いてその上に砂利を撒かないというのは、後の防草シートのめくれや品質劣化を招き、結局雑草だらけになってしまうという本末転倒の事態になるのです。やり直しが必要になると、工事費用が二重にかかりもったいないです。
防草シートだけだったことと、防草シートの敷き方に問題があったことが原因
こちらのお庭が防草工事後に雑草だらけになってしまった原因は、人目に付く玄関横のスペース以外は、費用を抑えるためにお庭の大部分を防草シートだけで済ませていたこと。なおかつ施工業者の防草シートの敷き方に問題があったことだと思われました。
H様ご夫妻のご希望と予算を伺い、女性一級建築士がご提案したプランはこちらです。
実家の空き家 雑草対策/お手入れ不要の砂利敷き防草工事 庭石処分提案図
防草シートと砂利で雑草対策
現在敷いてある防草シートの上に新たに防草シートを敷き直し、その上に砂利を撒いて防草します。
防草シートと砂利の組み合わせは、一番お金がかからない雑草対策方法です。砂利敷きだけですと見た目は寂しいですが、人が住んでいない空き家でしたらコストパフォーマンスの良い防草シートと砂利敷きがおすすめです。
庭石は捨てずに再利用
H様のご実家のお庭には大きな庭石がたくさんあったので、それらを再利用しておしゃれに組み直します。
庭石は捨てると処分費用がかかるので、捨てるのではなく上手く活用した方が無駄がなくおすすめです。
実家の空き家 雑草対策/お手入れ不要の砂利敷き防草工事 庭石処分 工事スタート
防草シートを一旦外して除草
お庭の雑草対策リフォーム工事がスタートしました。前の業者が施工した防草シートを一旦外し、生えている雑草を全て取り除きます。
家の周りも同じように、防草シートを一旦外して、雑草は全て根っこまで取り除き、土の状態にリセットします。
庭石は捨てずに組み直して再利用
庭石は捨てると費用がかかるので再利用するのがおすすめ
庭のいたる所にあった庭石は、リビング前の主庭に移動させ、石庭風にデザインし、組み直します。
大きな庭石は、以前は和風庭園でよくみられましたが、最近では洋風にリフォームしたお宅に合わなくなったなどの理由から、処分したいというご相談をよくいただきます。 物を捨てるのにお金がかかる昨今において庭石も例外ではなく、捨てるのには別途処分費用が発生します。ですのでこのように組み直して再利用することによって、無駄な出費を抑えることが出来ますし、なおかつこれらの庭石を好んで庭に置いた方の思い出も大切にすることが出来ます。
敷地の境界線にはハードウッド材で見切りを
隣の敷地との境界線に、ハードウッドのイタウバ材で見切りを設置しました。ハードウッドのイタウバ材は、スギなどのソフトウッドとは異なり固くて耐久性が高く、シロアリなどの害虫に食べられることが無いため、土の中に埋めて使用することができます。
コンクリートが欠損していた箇所は、新たにコンクリートを打設して補修しました。
防草シートの二重張りでしっかり防草
既存の防草シートも捨てずに利用
雑草を取り除いてきれいになった土の上に、前の業者が敷いていた防草シートを敷き直し、その上から新しい防草シートを被せて敷きます。前の業者が敷いていた防草シートは、ゴミとして捨てると処分費用がかかりもったいないですし、このように新しい防草シートと二重張りにすることで、よりしっかり防草することが出来ます。
防草シートの品質はピンからキリまである
防草シートには様々な品質のものがあることをご存知ですか?防草シートはホームセンターや通信販売などで手軽に手に入りますが、値段も品質も様々です。安価な厚みの薄い防草シートは、草が防草シートを突き破って生えて来る可能性があるので、防草シート選びは値段優先ではなく品質で選ぶことが大切です。
グリーン・パトロールの防草シートなら安心
グリーン・パトロールが使用している防草シートは、公共事業にも使用されている品質の高いものなので、弊社の防草シートだけでも耐久性は十分ですが、前の業者が敷いていた防草シートを活用して二重に敷くことで、さらに防草効果をアップさせるというアイデアです。
防草シートを隙間なく敷くのは難しい
基礎工事が大切
防草シートは品質だけでなく、敷く技術力も重要なポイントです。まず防草シートを敷く準備として、土を平らに固める「基礎工事」が必要です。基礎工事がしっかりされていないと、後々お庭にデコボコが出来て、つまずいて転倒する可能性があります。
熟練の職人技が必要
防草シートを庭石や排水桝の周り、植木の根本、家の基礎の根本などに隙間なくきっちり敷くのはとても難しく、経験豊富な造園職人の技術が必要です。グリーン・パトロールでは熟練の技術を持つ職人が工事にあたるので、施工後に雑草が生えて来る心配はありません。
施工後万が一雑草が生えたら無料で対応します
砂利で防草シートを押さえます
防草シートを隙間なく敷き詰めたら、その上に砂利を撒きます。こうして砂利で防草シートを押さえることで、台風などの強風で防草シートが浮いたり飛んだりするのを防ぎ、防草シートが直射日光にさらされ劣化するのを防ぎます。
施工後に雑草が生えたら無料で対応します
グリーン・パトロールの雑草対策工事は、経験と技術のある造園職人が行い、下地の整地から使用する防草シートの品質まで徹底的にこだわっています。防草技術に自信があるので、施工後万が一防草シートの下や隙間から雑草が生えてくる事があれば無料で対応します。
実家の空き家 雑草対策/お手入れ不要の砂利敷き防草工事 庭石処分ビフォーアフター
雑草だらけで通れなかった通路がスッキリ
ビフォーアフターの写真をご覧ください。雑草に覆われて通れなくなっていた通路がスッキリきれいになりました。
飛び石の周りに もう草は生えさせない
玄関からお庭に繋がるこちらの場所は、人目に付く場所だったため、前の業者に防草シートだけでなく砂利も撒いてもらっていましたが、飛び石や庭石と防草シートの境目の処理が不十分だったため、隙間から雑草が生えて来てしまいました。
前の業者が施工した防草シートと砂利を一旦どかして、隙間なく敷き直すことで、雑草が再生しないようにしました。
家の周りもしっかり防草
飛び石の周りやブロック塀の立ち上がり部分は、防草シートを隙間なく敷き詰めるのが難しいため、特に雑草が生えやすい場所です。防草シートとの境目に少しでも隙間があると、雑草は容赦なく生えて来ます。
お手入れ不要の雑草の生えないお庭
防草シートの隙間から雑草が生え放題だったお庭が、お手入れ不要の雑草の生えないお庭に生まれ変わりました。既存の防草シートを再利用し、グリーン・パトロールの防草シートを上から被せ隙間なく敷き詰めたので、今後は雑草が生えてくることはありません。
実家の空き家 雑草対策には砂利敷き防草がおすすめ
庭石は石庭風に組み直しておしゃれに
お庭に散らばっていた庭石は、石庭風に組み直しておしゃれな雰囲気になりました。庭石は捨てるともったいないですし処分費用もかかり無駄なので、こうして再利用するのがおすすめです。
防草シートと砂利は費用が抑えられる雑草対策方法
防草シートと砂利を敷く雑草対策方法は、見た目が神社のようで寂しくなるのが残念なところですが、一番費用を抑えられる雑草対策方法なので、H様のように空き家状態となってしまったご実家のお庭を管理する場合の雑草対策方法としては最適です。
荒れ放題で放置しておくとご近所トラブルになる可能性が
誰も住まなくなった実家の庭は、手入れをする人がいないと雑草だらけになってしまいます。しかし荒れ放題にしていると、ご近所に迷惑がかかりトラブルに発展する可能性がありますし、防犯上も好ましくありません。
防草工事でお手入れ不要のノーメンテナンスのお庭に
定期的に草取りが出来る時間と労力があれば問題ありませんが、そうでないのでしたら、ノーメンテナンスでお庭をきれいに保てるように防草工事を行うのがおすすめです。
実家の空き家 雑草対策/お手入れ不要の砂利敷き防草工事 庭石処分 完成
「工事終了時と全く変わらずきれいな状態だった」
きれいになったお庭を見て、H様ご夫妻は大変喜んでくださいました。
「工事終了時の引き渡し時に、グリーン・パトロールの店長さんが、『お隣との敷地境界部分の崖に雑草が生えてお困りの時は、遠慮なく言ってくださいね』と言ってくださったんです。前に依頼して失敗した業者には無い、優しい気遣いがとても嬉しかったです。」
「多忙で実家になかなか行けず、先日やっと行けたのですが、工事終了時と全く変わらずきれいなお庭で、主人と二人で感動してました。これから春から夏にかけて草が生える時期ですので、何かあったらお声をかけさせていただきますが、グリーン・パトロールさんにお願いして良かったと思っております。社長様にもよろしくお伝えください。」と嬉しいお言葉をいただきました。
実家のお庭、空き家のお庭の管理でお困りの方はご相談ください
実家の庭の管理が出来なくて困っているというご相談は、近年増加傾向にあります。お庭の広さや状態、ご予算によって弊社の女性一級建築士が最適なご提案をさせていただきますので、ご実家のお庭、空き家となったお庭の管理でお困りの方はぜひご相談ください。
グリーン・パトロールの雑草対策工事は、経験と技術のある造園職人が行い、下地の整地から使用する防草シートの品質まで徹底的にこだわっています。
防草技術に自信があるので、施工後万が一防草シートの下や隙間から雑草が生えてくる事があれば無料で対応致します。
ご相談・お見積もりは無料ですし、当社はしつこい営業も致しません。安心してお気軽にご連絡ください。