毎度毎度の草むしりや、お庭が細長い形で狭く、隣のお宅との距離がわずかなため、「お隣の視線が気になる」とお悩みだったA様。目隠しとして御簾垣を立て、さらに「ちょっとの面積だけど部屋にしたい」とのご要望をいただきました。
確かに狭い面積のお庭の場合、眺めて楽しむという利用方法より、お部屋を作る方が有効に活用できます。そこで、ガーデンテラスとガーデンルームを作ることになりました。こちらは上から見た平面プランです。
~ご提案 平面プラン(上図) 解説~
①ちょこっとのお客様やご近所さんはテラス席へご案内。玄関を通らずにそのまま外からガーデンテラス、ガーデンルームへ。
②突然のお客様でもガーデンルームがあれば、お部屋の中に入らずに『おもてなし』ができて便利。
③屋根のあるスペース(ガーデンルーム)は、天気の悪い日や、花粉・PM2.5・黄砂・雨・塩害が気になる日に大活躍。明かりの入るタイプの屋根で自然光を取り入れます。(シェード付きで直射日光が強いときはシャットアウト!!)
④腰上に窓とロールスクリーンを設置。道に接している窓でも、ロールスクリーンを下げれば、近隣通路を気にせずにプライベートスペースを確保できます。
⑤処分に困って庭の隅に放置されていた手水鉢を利用して、ガーデンルームからながめられる場所へ“日本庭園”風なスペースをご提案。
~ガーデンルーム内観イメージ(上図) 解説~
①ちょこっとのお客様やご近所さんは外からテラス席へご案内。
②通り道からは竹垣で家の中が見えません!!
③地面からウッドデッキへ、上り下りをするためのステップを設置。
④既存窓を利用して、段差なしでお部屋の中から出入りができます。
⑤リビングからつながるテラスは洋風のウッドデッキでおしゃれな空間を一体的に。
⑥取り外しができる吊下げ物干しを設置。サンルームのように、外出時や花粉の季節に大活躍します!!
⑦明かりが入るタイプの屋根。ガーデンルームへ自然光を取り入れます。直射日光はシェードを開閉して調整します。
⑧ロールスクリーンを下げれば、近隣通路を気にせずにプライベートスペースを確保できます。
⑨大きなソファも置けるゆったりスペース。突然のお客様をいつでも『おもてなし』。
⑩お部屋の中とつながる床は、和室と雰囲気を合わせて、広々一体的に。
⑪既存窓を利用して、段差なしでお部屋の中から出入りができます。
⑫外から出入りができるテラス窓を設置。
このように、充分なスペースがなく、隣のお宅がすぐ近くに迫る感じで、ゆったり眺めて楽しむという活用法ができなかったA様のお庭ですが、ガーデンルームとガーデンテラスを設置すれば、大変有効に活用できます。ガーデンルームの窓にロールスクリーンを設置すれば、隣の方の視線を気にせずゆったりと過ごすことができます。
工事中の様子です。リビング前のスペースにガーデンテラスとガーデンルームを作ります。お庭に使われずに放置されていた手水鉢を利用して、奥にガーデンルームからながめられる、ちょっとした日本庭園を作ります。限りあるスペースと既存の物を最大限に有効利用します。
リビングからつながるテラスは、洋風のウッドデッキでおしゃれな空間にします。和室の部屋からつながるガーデンルームは、落ち着いた色の床にします。
「お隣の視線が気になる」とお悩みだった、敷地の境界線には、竹垣を設置して目隠しをし、外の通りから家の中が見えないようにします。
こちらは完成写真です。これまで土がむき出しの状態だったお庭には雑草が生え、草むしりが大変でしたが、ガーデンテラスとガーデンルームを作ったおかげで草取り不要になりました。
また、おもてなしにも大活躍です。急なお客様で家の中が散らかっている場合や、ちょっとした立ち話程度の場合などは、ガーデンテラスやガーデンルームにお通すれば、お茶も出せますし、オープンカフェのような開放的空間に、きっとお客様も感心されることでしょう。
ガーデンテラスの横には、ガーデンルームを作りました。雨の日や寒い季節は、この部屋タイプのガーデンルームが便利です。和室の部屋側から見ても、もう一部屋加わって部屋が広くなったように見えるので、大変快適になりました。
空気の入れ替えに便利な、風を通せる小窓も設置し、日差しをシャットするシェードも付けました。気候や季節に応じてお好みで調節いただけますし、目隠し効果もあります。
取り外しができる吊下げ物干しも設置しました。サンルームのように、雨の日や、外出時、花粉の季節などの洗濯物干しに大活躍します。
また、ガーデンルームの奥に、元々こちらのお庭にあった灯篭やつくばいを活かして、ちょっとした日本庭園風なものを作りました。
A様には「うなぎの寝床みたいに長細くて狭かった庭が、こんなに素敵になって嬉しいわ。もう草むしりもしなくていいし、この手があったのね。」と大変喜んでいただけました。このように、スペースが限られたお庭は、眺めて楽しむより、部屋として利用する方が有意義に使え、おすすめです。
鎌倉市 T様邸 ウッドデッキ工事
お庭でお花や家庭菜園を楽しまれていたT様から、お庭へのアプローチ部分をウッドデッキに変えたいとのご依頼をいただきました。
T様宅のお庭へのアプローチ部分は、レンガとコンクリートの二段階に分けれていましたが、リビングとの段差があり出入りが大変なのと、コンクリートの隙間から生えてくる雑草にも困っていらっしゃるとのことでした。
ウッドデッキは、レンガとコンクリートの二段階を合わせた広さにしましたので、お庭へのアプローチ部分が広くなりました。これで草取りからも開放されます。
また、リビングからお庭に出るときの段差がなくなり、出入りが楽になりました。高くなった分、安全にお庭に降りれるように、しっかりした階段を設置しました。
ウッドデッキとリビングの出入口を同じ高さにすることで、室内からお庭を見ると、もう一部屋増えたよう見え、リビングが広く感じられるようになります。空間の広がりをプラスできる、これもウッドデッキのメリットです。
T様には「いつも庭に降りるのに、膝が痛かったのよ。段差が無くなったから、膝が楽になったわ。」「テラスが広くなって植木鉢まで近くなったから、今はウッドッデキの端から水をジャーってかけてるのよ。水やりが楽になったわ。」と大変喜んでいただけました。
グリーン・パトロールの雑草対策工事は、経験と技術のある造園職人が行い、下地の整地から使用する防草シートの品質まで徹底的にこだわっています。
防草技術に自信があるので、施工後万が一防草シートの下や隙間から雑草が生えてくる事があれば無料で対応致します。
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