以前、玄関の目隠しフェンス工事をさせていただいた藤沢市のM様から、当時の担当女性一級建築士に「またお願いしたい」とご相談をいただきました。
2台目のお車を購入予定とのことで、植木と芝生が植わってあるリビング前のお庭を新しく駐車場にできないか?というご相談です。ご提案した内容は以下の通りです。
リビング前の芝生を撤去してコンクリートを打ち、駐車場にします。植木は枯れたものは処分しますが元気なものは残して、リビング窓や駐車場の目隠しに利用します。
工事が始まりました。芝生と雑草を全て取り除き、土の状態にリセットします。枯れかかっていた木は取り除き、元気な木は目隠しに利用するため移動させます。
当初図面ではリビング前にドラセナとシマトネリコ、コルディネレを移植する予定でしたが、現場でお客様と相談した結果、リビング前にはシマトネリコだけを移植し、他は駐車場横に移植することにしました。
電柱のある駐車場横にサルスベリとドラセナ、コルディネレを移植したら、土が流れ出ないようにブロックで仕切りをします。
下準備ができたらコンクリートを流し込み、きれいに平らになるよう手作業で仕上げを行います。
コンクリート打ちが完了しました。乾いたら駐車場の完成です。
「玄関の目隠しフェンスを作ってもらった時、我が家の予算内に収めるためフェンスの素材を再検討してくだったりと、親身になって相談にのってもらいました。今回も、どうしたら使い勝手が良くなるかや、工期や、決められた予算内に収めるための工夫を女性一級建築士さんが考えてくださり、ありがたかったです。相談相手が女性だと気さくに話せるのでとてもありがたいです。」と、M様は大変喜んでくださいました。 また何かありましたらお気軽にご相談ください。
神奈川県藤沢市M様 地面から2.2m 背が高い目隠しフェンス施工事例
藤沢市にお住まいのM様から「玄関のアプローチ部分に目隠しを作りたい」とお電話をいただき、グリーン・パトロールの女性一級建築士がお話を伺いに参りました。
玄関を出るとご近所の方と目が合う事が多いそうで、玄関周りに背が高い目隠しフェンスを作りたいとのご要望です。
こちらのお宅はお隣との敷地境界線が近く、基礎の柱を立てるスペースに限りがありました。
1.6m以上の背の高いフェンスをアルミで施工する場合は通常、独立基礎で施工します。独立基礎は敷地境界との間に空間が必要なので、フェンスの設置位置が敷地境界から10cm~20cm内側にきてしまいます。 その分狭くなるため、スペースに限りのあるお宅ではおすすめできません。
ただでさえ背の高い目隠しフェンスは閉塞感があるのに、敷地の10cm~20cm内側に作るとさらにお庭が狭く感じられるからです。
敷地スペースを最大限活かして、背が高い目隠しフェンスを作るのでしたら、ウッドフェンスがおすすめです。独立基礎を使わず地中に埋設して作るので、敷地境界ぎりぎりに作れます。
グリーン・パトロールが使用している天然木はシロアリに強く、ノーメンテナンスでも30年もつといわれる耐久性の高い素材ですので、地中に直接埋める事ができます。
柱を地面にしっかり固定するため、地中に70cmほど埋めます。腐らない木なのでこのまま埋めても大丈夫ですが、さらに頑丈にするため地表周辺10cm~15cmをモルタルで巻きます。特に傷みやすい場所は空気と雨水に触れる地表部分なので、この部分をモルタルで巻いてあげるとさらに頑丈になります。
ちなみに、地表部分だけでなく一番下まで全部モルタルで固める必要があるか?と言うと、その必要はありません。地中の柱がきちんと「土極め」をされてあれば大丈夫です。
基礎となる柱の埋設が完了しました。もともとこちらのお庭には防草シートと砂利が敷いてあったので、柱の周りに防草シートと砂利を元のように戻してきれいに仕上げました。
横板を張って目隠しフェンスが完成しました。柱は30年以上もつ天然木の耐久性の高い素材で作りましたが、横板も同じ素材で作るとご予算が合わなかったので、手頃な価格のスギを使う事をご提案しました。
スギは10年くらいで交換が必要になりますが、その時ご予算があれば、基礎の柱と同じ耐久性の高い天然木素材に変えても良いですし、10年毎の交換でよろしければ、またスギにされても良いです。
背が高い目隠しフェンスが完成しました。高さは横板の部分だけで1.9m、地面からですと2.2mあります。これだけの高さがあれば目隠し効果は万全です。
アルミフェンスでこれだけの高さの目隠しを作ると「見るな!」という圧迫感がありますが、ナチュラルな天然木のウッドフェンスなら、温かみがあり優しい印象です。
これまで玄関を出るとご近所さんと目が合って気を遣っていましたが、「背が高い目隠しフェンスのおかげで安心して外出できるようになった!」と大変喜んでいただけました。
この様に、お隣との境界が近くスペースが限られている場合でも、ウッドフェンスでしたら敷地面積を最大限に活かし、お好きな高さで自由に作れます。ご予算に応じてご相談を承りますのでお気軽にご連絡下さい。
グリーン・パトロールの雑草対策工事は、経験と技術のある造園職人が行い、下地の整地から使用する防草シートの品質まで徹底的にこだわっています。
防草技術に自信があるので、施工後万が一防草シートの下や隙間から雑草が生えてくる事があれば無料で対応致します。
ご相談・お見積もりは無料ですし、当社はしつこい営業も致しません。安心してお気軽にご連絡ください。