神奈川県茅ヶ崎市Y様 ウッドデッキ·砂利敷設修理施工例

一軒家を新築されたＹ様から、ウッドデッキのご相談をいただきました。

リビングが道路に面しているため、お部屋の中が外から丸見えなのがお悩みとのことで「ウッドデッキを作ってうまく目隠しできるかな？敷地が狭いんだけど・・」とのお話でした。

また、駐車場の後ろのスペースに物置を作りたいとのご希望でした。

しかし、ここに物置を置くと駐車場が狭くなり、今せっかく車が二台置けているのが、置けなくなってしまいます。こちらのスペースはこのままにしておいて、多目的に使われた方が良いと思われましたので、物置は作らず、代わりにウッドデッキの下部分に収納スペースを作ってはどうかとご提案をしました。

こちらは正面図です。目隠し効果と収納スペースを兼ね備えたウッドデッキをリビング前に設置します。下部分には収納スペースを作ります。(上図①)

ウッドデッキの横には、お子様の誕生を記念して、くすの木の植栽をご提案しました。(上図②) 10年後には2階のバルコニーまで伸びる計画です。

家の周りのフェンスには、モッコウバラを植えて生垣を作ります。(上図③)バラは冬に落葉するので、本来ですと生垣に向きませんが、モッコウバラは、茅ヶ崎市などの暖かい地域では落葉しないので、一年を通してよい目隠しになります。春や秋には、白や黄色の可愛らしい花を咲かせ、楽しませてくれます。

こちらは側面・断面図です。ウッドデッキは目隠し効果の他にも、部屋の中から見ると、隣にもう一部屋あるように見えるので、リビングが広く感じられるという利点があります。(上図①)

上図②のくすの木は、10年後の予想です。くすの木は大きく育つ木です。Ｙ様と「将来、このくすの木が二階まで伸びたら、ターザン小屋を作りましょう♪」と楽しい計画を立てました。Ｙ様のお子様が１０歳頃になられる頃には出来ればいいなと思っております。

完成写真です。お悩みだったリビングも、ウッドデッキを設置したことで目隠しになり、外からの視線が気にならなくなりました。

ウッドデッキの下の収納スペースもできました。水が入り込まない秘密の工夫を施してありますので、雨が降っても大丈夫です。

むき出しの土だった玄関へのアプローチ部分は、石畳を敷きました。これで玄関に泥があがって汚れませんし、雑草も生えません。

石畳の間には、雑草が生えてこないようにある植物を植えました。(何の植物かはここではナイショです。) この植物を石畳の間に植えることで、雑草が生えてこないという仕組みです。

ウッドデッキの横にはお子様の誕生を記念して、くすの木を植えました。お子様の成長と共に、くすの木も大きく育ってもらいたいものです。ターザン小屋の計画が楽しみですね。

さて、ウッドデッキ工事から三年が経過した後、Ｙ様から「雑草に関して相談にのってほしい」とのご連絡をいただき、お宅にお伺いしました。

三年前のウッドデッキ工事の際、私どもが生垣として植えたモッコウバラが元気に育っていました。少し上が伸びているので、剪定すると良いでしょうね。

雑草でお困りの箇所というのはここでした。ご主人がご自分で防犯砂利をまいて防草対策をされたそうなのですが、この通り、草が生えてきてしまっています。

「ＤＩＹショップで防草シートを買って、砂利の下に敷いたのになぁ・・」とガッカリのご主人。ですがこのような、市販の防草シートを使用しての失敗談は大変多く、脅威の生命力をもつ雑草に対峙するのは、プロであっても容易ではないのです。

ご主人の敷いた防草シートは撤去させていただきましたが、防犯砂利は活かすことにし、きれいに洗浄しました。「砂利をお手入れするんですか？」と驚かれるお客様もいらっしゃいますが、日本庭園を保持する料亭などは、年に一回お正月前等に、庭木を剪定するのと一緒に、砂利も洗い清めて、減っていれば補充したりのお手入れを行います。 砂利も土や埃で汚れるんですよ。ちなみに、防草シートを下にひくと、土の上に直接砂利がのらない分、砂利は汚れにくくなります。

私どもが改めて用意した防草シートを隙間無く敷きつめ、その上にピカピカになった防犯砂利をまいて完成しました。Ｙ様のお宅は前回と合わせるとトータルで、以下のようなリフォーム内容となりました。

「僕の買った防犯砂利を活かしてくれてありがとう。砂利だけでも無駄にならなくてよかったよ。」と喜んでくださったＹ様。「万が一雑草が生えてきたら、無料でやり直しますよ。その時はまた呼んでください。」と申し上げましたら、「さすがグリーン・パトロールさん、いい職人さんがいるから自信あるんだね。」とＹ様は感心して仰ってくださいました。