新築の建売住宅を購入してお住いとの藤沢市H様から「ウッドデッキを作りたいと考えメールをさせていただきました。アイディア、見積もり等お伺いしたいです。」とお問い合わせをいただき、女性一級建築士がお話を伺いにおじゃましました。
こちらの建売住宅はコンクリートの駐車スペースが広いレイアウトでしたが、駐車スペースにウッドデッキをプラスしてお庭として楽しみたいとのご相談です。
H様には小さなお子さんとペットの犬ちゃんがいらっしゃるそうで、リビングの前にウッドデッキがあれば子どもと愛犬の良い遊び場になりそうです。H様のように建売住宅のお庭に後付けでウッドデッキを設置して家族の憩いの場を作りたいとご相談をいただくケースは多く、実際に暮らしてみて必要なものを後付けしてグレードアップするのは無駄がなくてよいですね。
現状はリビングからお庭に出るとすぐにブロック塀のネットフェンスがありますが、このネットフェンスを取り除いて、ブロック塀をまたぐ形でウッドデッキを作りたい、また道路やお隣から目隠しできるウッドフェンスを作りたいとご要望いただきました。奥様から理想のウッドデッキとウッドフェンスのお話を伺い、女性一級建築士がご提案したプランがこちらです。
通常ですとウッドデッキは建物にぴったり付けて作る場合が多いですが、H様から「建物から離して、人が通れるスペースを残して欲しい」とご希望いただきましたので、リビング前のステップとウッドデッキの間にスペースを空け、ブロック塀をまたぐ形でウッドデッキの床板を張るデザインにしました。
また、ウッドデッキとウッドフェンスの素材は丈夫で長持ちする「ハードウッドのイタウバ材」で作ります。イタウバ材はシロアリに強く、塗り直し等のメンテナンスが無くても30年以上長持ちするので、おすすめの人気ウッドデッキ材です。
工事が始まりました。ブロック塀に設置されていた既存のネットフェンスを取り除いて、新しく作るウッドデッキとウッドフェンスの基礎を作ります。ウッドデッキの基礎は束石の上に立て、ウッドフェンスの基礎はしっかり地中に埋めてモルタルで固めます。
ウッドデッキとウッドフェンスの基礎を打つ場所がコンクリートの部分とそうでない部分とで高低差があるため、コンクリート部分に立てる柱は短く、土の上に立てる柱は長くなります。このような変則的な形は、既製品の人工木ウッドデッキでは作る事はできませんが、天然木のウッドデッキなら現場の状況に合わせて自由に作ることが出来ます。
基礎が出来たらウッドデッキの床板を張り、ウッドフェンスには横板を張ります。
ウッドフェンスの横板は一定の隙間を空けて張るのですが、たまに「外から見えないよう隙間を全部無くして欲しい」と仰るお客様がいらっしゃいます。木材は夏は伸びて冬は縮む性質があり、ぴっちり隙間なく作ると木材が盛り上がったり隙間があいたりするので、少しだけ隙間を作ったほうが良いです。
この「隙間はあるけど外からは見えにくい」というバランスをうまく作るのがコツで、H様も、板と板の間が空き過ぎていると外から見えてしまうが、詰まり過ぎると圧迫感を感じてしまうので、隙間をどれ位空けるのがベストか心配しておられました。
そこで女性一級建築士はH様のご不安を解消できるよう、横板を何枚にするとすき間は何mmになるかというパターンを複数出して、H様のお宅にベストのプランを一緒に考えさせていただきました。
ウッドデッキから駐車場に降りる階段は駐車場の邪魔にならないよう内側に作りました。階段の形一つにおいても天然木ウッドデッキは自由度が高く、既製品の人工木ウッドデッキでは出っ張る形の階段しか作れませんが、天然木ウッドデッキならお客様のご要望に合わせて自由な形で作ることが出来ます。
ウッドデッキとウッドフェンスが完成しました。ウッドフェンスの高さはウッドデッキの床板から1,300mmあります。床板からコンクリート面までの高さは500mm以上あるので合計1,800mm以上となり、道路からお部屋の中が丸見えになることはなく目隠しには十分な高さです。
また、ウッドデッキの床下にはたっぷり荷物が仕舞えるので便利です。H様はサーフボードを収納されたいそうです。
H様のお子さんとワンちゃんが、完成したウッドデッキに出てきてくれました。お庭にウッドデッキがあると、水遊びをしたりバーベキューをしたりと、お子さんや愛犬の良い遊び場になりますね。
リビングの横にウッドデッキがあると、もう一部屋増えたように見えてリビングが広く感じられるという効果もあります。ウッドフェンスにちょっとした棚も取り付けましたので、鉢植えなどを置いて楽しんでいただけます。
完成したウッドデッキとウッドフェンスにH様は「ものすごくステキなウッドデッキを作っていただき、ご近所さんからも褒めていただいてます!!家族全員、大満足です!ありがとうございました!」と喜んでくださいました。
「明後日から子供達が夏休みに入ります。本格的な夏が始まる前にステキなウッドデッキを仕上げていただいたおかげで、夏がとても楽しみです。ありがとうございました。」と仰っていただき、担当した女性一級建築士はとても嬉しかったそうです。
このように、建売住宅の庭リフォーム・庭づくりは、グリーンパトロールの女性一級建築士にご相談ください。どのような物を後付けしたらグレードアップし使い勝手が良くなるか、お客様に最適なプランをご提案させていただきます。また「人工ウッドデッキと天然木ウッドデッキのどっちがいいか?」とお悩みの方も女性一級建築士にご相談ください。お客様のお庭に適した使い勝手の良いウッドデッキ・ウッドフェンスをご提案致します。
★ウッドフェンスなら、希望通りの高さで作れます!★
奥様の目線にちょうど合わせたり、微妙な高さに微調節したり、ウッドフェンスは手作りなので、お好きな高さで自由に作れます。
例えば、お隣の2階の窓からリビングの中が見下ろされて丸見え・・という場合、高さが4メートル程の特殊なフェンスを作れば全く覗かれる心配がなくなります。
ところがいざそのフェンスを作ろうとすると、材料になる柱の長さが足りないためにすぐには作れないのが現状ですが、弊社では特注柱を使用して高さ4メートルまでのフェンスを作ることが可能ですので、プライバシー確保でお悩みの方はご相談ください。
グリーン・パトロールの雑草対策工事は、経験と技術のある造園職人が行い、下地の整地から使用する防草シートの品質まで徹底的にこだわっています。
防草技術に自信があるので、施工後万が一防草シートの下や隙間から雑草が生えてくる事があれば無料で対応致します。
ご相談・お見積もりは無料ですし、当社はしつこい営業も致しません。安心してお気軽にご連絡ください。