I様のお宅は、ご主人がスチールのフェンスにラティスを縦に結びつけて、そこにツタを這わせていらっしゃったのですが、フェンスの足が錆びて腐食し、台風でついに折れてしまいました。
背の低いフェンスに、風の影響をダイレクトに受けてしまう高さのあるものをくくり付けてしまったことに、そもそも無理があったと思われます。ラティスとツタの重みや風が、フェンスの細い柱に相当な負荷をかけていたと思われます。
フェンスの内側にはウッドデッキがあったのですが、よく調べてみると、木が腐り、シロアリに食べられていました。そこで、ご提案したリフォーム内容がこちらです。
シロアリ被害にあったウッドデッキは、新しいものと交換し(上図①)、I様から残したいとご希望いただいた既存の物置は、ウッドデッキと同じ材質の木板を貼って統一感を出します。(上図②)
玄関周りは現在、駐車場の一部になっている門とアプローチと玄関をデザイン的に分けたいとのご希望を奥様からいただきました。しかし、別々にすると使いにくくなると思われましたので、兼用で使えるデザインをご提案しました。(上図③)
上の図は、カースペース側からウッドデッキに向かっての立面図です。目隠しのため、ウッドデッキをウッドフェンスで囲います(上図④)。これで道路を通行する人やお隣さんからの目線が気にならなくなります。
上の図は、道路側から建物に向かっての立面図です。門柱はこれまでのブロック塀に代わり、枕木を使用します(上図⑤)。温かみのある雰囲気が出ますし、ウッドデッキ&ウッドフェンスとも相性抜群です。また、ウッドフェンスにアイビーをはわせて、目隠し効果をさらにアップさせます(上図⑥)。
こちらが完成写真です、折れたスチールのフェンスは、新しいウッドフェンスに取り替えました。こちらのウッドフェンスでしたら、もうラティスを立てかける必要はなく、ウッドフェンスに直接ツタや植物を這わせることができるので、よい目隠しになります。デザインもウッドデッキと揃えましたので、統一感があり大変おしゃれな雰囲気です。
このようにお庭にウッドデッキを作ることは、雑草対策としてお勧めです。オープンテラスとしても有効に活用できます。例えば急なお客様。家の中にはちょっと・・・という場合、このテラスにお通しすればよいのです。テーブルや椅子があれば、お茶を出すこともできます。
庭が狭くてお隣がすぐそこ。そのような狭いスペースにこそ、オープンテラスはオススメです。素材は、温もりのあるウッドデッキの他に、南欧カフェを想わせるオシャレな雰囲気のジェラストーンやテラコッタタイルなどがあります。
駐車場と玄関アプローチはこのように変わりました。駐車場にレンガを埋め込んで、視覚的にアプローチを演出しました。段差がなく平らなので、車の切り返しも自由自在です。そして、車が出た後、門と玄関の間に素敵なアプローチが現れるデザインです。
駐車場とウッドデッキの間には、レンガと同じ色調の御影石を組んで、統一感を残しつつ、駐車場部分とお庭部分をうまく分離しました。
奥様には「こんな風にしたかったのよ。ありがとう!デザイン一つで、狭いスペースがこんなに広くオシャレに変わるのね。テラスでお茶してオープンカフェ気分を味わいたいわ♪」と大変喜んでいただけました。
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