「お金をかけずに庭を綺麗にしたい!」を叶えるには、どんな方法があるでしょうか?
雑草だらけで手入れに困っているお庭を、できるだけお金をかけずに綺麗にする節約方法と、極力お金のかからないお庭の維持管理方法を、女性一級建築士と住環境アドバイザーがお教えします!
お金をかけない・お金のかからない庭づくり
①雑草だらけはNG
お庭は土の状態のままでは雑草がどんどん増えてしまいます。雑草を手入れせずに放置すると、あっという間に庭全体が雑草で埋め尽くされてしまいます。そのため、美しい庭を維持するには雑草対策が不可欠です。
費用をかけずに雑草対策を行うには、自らが手作業で草を取り除くことが最も経済的です。ただし、雑草は抜いても抜いても絶え間なく生えてくるため、それに対抗するには時間と体力、そして忍耐が必要です。
☛お金のかからないお金をかけない雑草対策:
自分で草取りをする
メリット=お金がかからない
デメリット=時間と体力と根気が必要
重曹、塩、熱湯..おすすめしない雑草対策
雑草を防ぐために、重曹や塩を利用する手段がありますが、散布方法や風向きを誤ると、周囲の植物や花が影響を受け、さらには土壌そのものが損傷することがあります。そのため注意が必要です。
重曹で雑草対策のデメリット
重曹は一般的な化学薬品よりも環境に優しい素材ですが、その効果や即効性はそれほど期待できません。また、散布の方法によっては、周辺の植物に悪影響を与える可能性があるため、慎重に行う必要があります。
塩で雑草対策のデメリット
水に溶かした塩をスプレーボトルなどを使用して雑草に散布して枯らす手法がありますが、土壌に残った塩分は周辺の植物に害を及ぼす可能性があるため、これは決して行ってはいけません。(塩害が生じ、植物が成長しない土壌になってしまうと、土を完全に交換する必要が出てきます。)
熱湯で雑草対策のデメリット
熱湯を雑草の根元に注ぐことで枯らす雑草対策方法がありますが、この方法には火傷の危険性が伴うだけでなく、お湯をかけることで周囲の植物にも損害を与える可能性があるため、お勧めできません。
ダンボールを使う雑草対策
雑草に日光を当てずに枯らす手法として、ダンボールを敷き重ねる方法があります。ダンボールを使った雑草対策は土壌に対して優しく、環境にもやさしい手法ですが、雨に濡れるとダンボールが腐食し、破れる可能性があります。また、風でダンボールが飛ばされないようにするためには、石やレンガなどの重しをしっかり置くことが必要です。(なお、ダンボールの下には虫が住み着くことがあるため、虫が苦手な方は要注意です。)
処分が難しいカーペットや絨毯があれば、それらを土の上に敷くのも一つの方法です。特に合成繊維のカーペットは丈夫で耐久性があり、おすすめです。ただし、カーペットや絨毯の下には虫が住み着くことがよくあります。カーペットをめくると虫が現れる可能性があるため、虫が苦手な方は注意が必要です。
防草シートと砂利敷きがコスパの良い雑草対策方法
手作業での草取りが負担だと感じる方は、雑草が生えないように根本的な対策を検討することがおすすめです。
雑草対策の基本は、土に日光が当たらないようにすることです。そのため、土の上に防草シートを敷き、それを砂利で押さえる方法が、経済的かつ効果的な雑草対策手段となります。
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防草シートと砂利を敷く
雑草を防ぐために防草シートと砂利を敷く際には、DIYで自分で作業を行う方法と、造園外構業者に作業を依頼する方法があります。
なるべくお金をかけないようにするには、DIYで自分で敷くのが一番お金を節約出来ますが注意が必要です。というのも、雑草が後々生えてこないように確実に防草シートを敷くのはプロでも難しく、高度な技術が必要なため、DIYでの敷設はかなり難易度が高いと言えます。
DIYで自分で防草シートと砂利を敷いて雑草対策を行うと、後々、防草シートのつなぎ目や端から雑草が生えてしまうという失敗例が多くみられます。詳しくみる
防草シートと砂利敷きDIY お金をかけない方法
雑草が生えないよう、DIYで自分で防草シートと砂利を敷くのは簡単ではありませんが、それでも挑戦したい方に向けて、できるだけ費用をかけずにできる防草シート&砂利敷きのDIYのコツをご紹介します。
防草シートは価格ではなく品質で選ぶ
予算を抑えるためには、なるべく安い素材を使って材料費を節約したいところですが、防草シートの価格は通常、品質に比例しています。そのため、防草シートに関しては質の良いものを選ぶことが重要ですので、価格優先で選ばない方が良いです。価格が安い防草シートは劣化が早く、すぐに雑草が生えてしまい、後悔することになります。品質の良い防草シートを選ぶことで、長期的に効果を発揮し、コストを削減することができます。
できるだけ砂利を安く手に入れよう
防草シートとは異なり、上に敷く砂利は必ずしも高価である必要はないため、手頃な価格で手に入る方法を見つけましょう。
通常、砂利を購入する場合はホームセンターが一般的ですが、「袋詰めの砂利」は実は割高な傾向にあります。
費用をできるだけ抑えるおすすめの手段として、ビリ砂利を袋に詰めずに必要な分だけ量り売り(バケット売り)で購入する方法があります。
量り売りをしてくれる建材屋さんを見つけることがポイントになるので、量り売りを対応してもらえないか、地元の建材屋さんを複数あたってみましょう。
お得な価格で提供してくれる業者を見つけることができたら、砂利の袋詰めや運搬もできるだけ自分で行うことで、手間賃や配達料を節約することができます。もし軽トラックが手に入れば、運搬もスムーズに行えるでしょう。
防草シートだけではダメ
費用を節約しようと考えて、砂利を敷かずに防草シートだけで済まそうとする方もいるかもしれませんが、その方法はお勧めできません。防草シートは紫外線の影響を受け、劣化しやすくなり、また破れる可能性もあります。砂利は直接日光が当たらないように防草シートを保護する役割があります。
同時に、防草シートが風で飛ばされないようにするためにも、必ず防草シートの上に砂利を敷くことが重要です。
お金をかけないウッドデッキのお庭
ウッドデッキでお庭を有効活用
ウッドデッキを造ることで、雑草の対策ができるだけでなく、庭を楽しく便利に活用することが可能です。お子様やペットの遊び場として活用したり、洗濯物や布団を干すスペースとして有効活用することができます。
ウッドデッキの制作費用を抑える方法や、予算を節約するコツについてもご紹介いたします。
ウッドデッキ 施工事例
せっかくのお庭なので、ウッドデッキを作ってお庭を有効に活用しましょう。お庭の雑草対策にウッドデッキは大変おすすめです。
●子どもの遊び場やバーベキューに
ウッドデッキをお庭に設けることで、雑草対策ができるだけでなく、子供たちの遊び場や家族の憩いの場としても利用でき、お庭を有効に活用することができます。詳しくみる
●ペットの遊び場
ウッドフェンスを設置して、愛犬をリード無しで自由に遊ばせる事の出来るドッグランスペースを作ることが出来ます。人とペットが楽しく快適に過ごせるおすすめのお庭プランをご紹介します。詳しくみる
●洗濯物や布団の干し場に
●床下収納で物置いらず
お金のかからない&お金をかけないウッドデッキ
「庭にウッドデッキが欲しいけど、なるべくお金がかからないようにしたい」という方に、できるだけお金をかけないでウッドデッキを作る節約アイデアをご紹介します。
☛お金をかけずに作るコツ:
自分で作れる人はDIYで工賃を節約
通常、ウッドデッキを作る際には工務店に依頼することが一般的ですが、DIYで自ら作業することで、かかる費用は材料代と工具代だけになります。これにより、お金を節約することが可能です。
☛お金をかけずに作るコツ:
職人(大工)さんに個人的に依頼する
工務店に依頼せず、余裕のある大工さんや手の空いている職人を探すのも一つの方法です。適切な大工さんが見つかれば、お休みの日や手が空いている時間を利用して工事をお願いできます。これにより、工務店に頼むよりも手間賃が安くなる可能性があります。
☛お金をかけずに作るコツ:
人工木ウッドデッキで材料費を節約
プラスチック系の素材を基に木に似せて作られた人工木ウッドデッキは、本物の天然木ウッドデッキよりも安価なため、材料費を抑える事が出来ます。DIYで簡単に組み立てられるキットから、工務店に依頼して自由に設計されたものまで、さまざまな仕様の人工木ウッドデッキが市場に販売されています。
ただし、人工木のウッドデッキにはいくつかのデメリットも考慮する必要があります。経年により色が変わりやすく、白っぽく変色することがあります。また古くなると強度が落ち、強い力がかかると割れる可能性があります。さらに温度にも注意が必要で、人工木ウッドデッキは熱がこもりやすいため、夏は高温になり火傷する危険があります。また、水はけが悪く雨が降るとデッキに水が残り、滑りやすくなるといった点も留意が必要です。
☛お金をかけずに作るコツ:
良い材料にこだわりたい方は天然木で作る
人工木に比べて費用は多少かかりますが、自然な風合いや手触り、高級感ある仕上がりを望む方には、天然木で作られたウッドデッキがお勧めです。
天然木にはソフトウッドとハードウッドがありますが、例えばお子様が10年〜15年ほど成長する期間を考えている方には、ソフトウッドの中でもウエスタンレッドシダーがおすすめです。
☛お金をかけずに作るコツ:
ハードウッド材を使ってメンテナンス費用を節約する
ソフトウッドは一般的に10年から15年程度の耐久性がありますが、ハードウッドは30年以上も持続するものがあります。
ハードウッドはシロアリなどの害虫に対して強い耐性を持ち、防腐剤や塗装を施さなくても腐ることがないため、ソフトウッドに比べて定期的な塗り直しが不要です。そのため、メンテナンス費用を節約することができます。
購入した中古住宅のお庭に、たくさんの植木や雑草が生え、管理にお悩みだった鎌倉市のN様のお庭は、ウッドデッキとコンクリートで美しいお庭に生まれ変わりました。ハードウッドを使用したウッドデッキは手入れが不要でメンテナンスフリーなので、草取りの手間がかからずいつでも美しさを保てます。詳しくみる
お金をかけないレンガ張りのお庭
外国のお庭のようなオシャレな洋風ガーデンがお好きな方には、レンガ張りのお庭がおすすめです。お庭にレンガを敷く際のお金をかけない・失敗しない節約ポイントをご紹介します。
レンガ張り 施工事例
ご自分達でされていた庭づくりが限界に達し、プロの手を借りてオシャレな洋風ガーデンにしたいとご相談いただきました。様々なアイデアや造園テクニックを駆使した、奥様の理想のオシャレな庭が出来ました。詳しくみる
セイタカアワダチソウやススキが人の背以上に伸びてお困りだったT様邸。レンガ張りと花壇でオシャレな庭に変身しました。雑草に覆われていた路地庭も防草シート+砂利でスッキリ。もう草取りに悩まされる事はありません。詳しくみる
プラスチック鉢がギッシリ並べられていたお庭でしたが、ジェラストーンや輸入レンガを貼って、お庭を大変身させました。お困りだった雑草の心配もありません。鎖に繋がれていたワンちゃんもドッグランのように自由に遊べます。詳しくみる
お金のかからない&お金をかけないレンガ張り
☛お金をかけない·失敗しない節約ポイント:
含水率の低いレンガを選ぶ
DIYで作業する場合も、プロに工事を依頼する場合も、共通して注意が必要なのは材料の選定です。
水を吸うと膨張する性質のあるレンガは、冬季になると中の水分が凍って膨張し割れる可能性があるため、含水率の低いレンガがおすすめです。レンガには種類によって異なる性質がありますので、外観だけでなく特性にも注意して選ぶようにしましょう。
☛お金をかけない·失敗しない節約ポイント:
後々雑草が生えないよう下地に注意
レンガの敷きつめにおいて重要なのは、下地の準備です。通常、業者にレンガの敷きつめを頼むと、モルタルでしっかりと下地を作り、その上にレンガを敷いていきます。
一部の業者は、モルタルの下地を省略して、土や砂の上に直接レンガを配置する「土決め施工」や「砂決め施工」を提案することがありますが、これでは後でレンガの隙間から雑草が生えてしまうので、草取りが大変になります。
DIYでレンガの敷きつめを考えている方には、モルタルを使わずに防草シートを敷いた上に、砂でしっかりとレンガを固定する方法が、雑草の発生を防ぐことが出来るのでおすすめです。
お金のかからない石張りのお庭
石張りのお庭は上品で高級感があり、洗練された雰囲気になります。落ち葉やゴミは簡単にホウキで掃除できるため、砂利敷きよりも掃除がずっと楽です。お庭を石張りにする際に、お金をかけずに無駄なく後悔しないための節約ポイントをご紹介いたします。
石張り 施工事例
お庭の雑草対策と目隠し、そしてペットの犬(ワン)ちゃん猫ちゃんがリード無しで自由に遊べるお庭にしたいとご相談いただき、女性一級建築士がプランをご提案しました。詳しくみる
広いお庭の雑草に困っておられた奥様に「雑草が生えない、手入れが楽な庭にして欲しい!」とご要望頂きました。御影石の平板を互い違いに並べ、上品で高級感ある雰囲気になりました。詳しくみる
お金のかからない&お金をかけない石張り
☛お金のかからない·後悔しない節約ポイント:
後々雑草が生えないよう下地に注意
石張りの工事もレンガ張りと同じように、雑草の発生を防ぐために下地の準備が大切です。プロに石張り工事を依頼する場合、通常はモルタルの下地を作り、その上に石を敷く方法が一般的です。
DIYで自分で工事をする場合は、石のサイズによって対応が異なります。大きな飛び石の場合は、重さがあるため防草シートの上に砂で固定することができますが、小さな石の場合は自重が軽くずれやすいため、モルタルでしっかりと固定する必要があります。
☛お金のかからない·後悔しない節約ポイント:
御影の切り石がおすすめ
石はさまざまな種類があり、予算に応じて選ぶことができます。しかし、DIYで自分で工事を行う場合は、ホームセンターで販売されている御影の切り石が比較的手頃でおすすめです。
特に、サイズが600×300mmの石は軽くて取り扱いがしやすくお勧めですが、900×300mmの石は非常に重いため、扱いが難しくおすすめしません。
御影の切り石は重いですが、その分重量があるため防草シートを敷いた上に砂でしっかりと固定することができます。また、煉瓦敷のように石を並べる作業も比較的楽に行えます。
☛お金のかからない·後悔しない節約ポイント:
乱張りよりも煉瓦敷き
DIYで石を敷く際、不定形のジェラストーンや鉄平石などを使用する場合は乱張りが適していますが、これは形を整えて隣の石と美しく合わせていく技術が必要で、プロの技術が要求されるためDIYには向いていません。
一方、御影石のような平板や四角い形状の石を使用する場合は、規則的に並べることができるため、DIYに適しています。
お金のかからないタイル張りのお庭
タイルには何万もの色や柄があり、その多様性からお気に入りのデザインを表現しやすいのが魅力です。お庭をタイル張りにする際に、費用を抑えつつ後悔しないための節約ポイントをご紹介いたします。
タイル張り 施工事例
お金のかからない&お金をかけないタイル張り
☛お金のかからない・後悔しない節約ポイント:
用途に合ったタイルを選ぶ
タイルには内装用、外装用、床用、壁用など、さまざまな種類がありますので、使用する用途に応じて適切なタイルを選ぶことが重要です。
例えば、アプローチに使用する場合は外装&床用のタイルが適しています。これにより、割れたり滑ったりして危険が生じることを防ぎます。
☛お金のかからない·後悔しない節約ポイント:
コンクリーの下地が必要
お庭にタイルを敷く場合、避けて通れないのがコンクリートの下地です。この下地を作るためには、既存の庭土を取り除き、コンクリートを流し込むスペースを確保する必要があり、この掘削費用と取り出した土を処分する残土処分費用が発生します。そのため、下地にかかる費用はレンガ張りや石張りに比べると多くなってしまいます。
タイルは割れ防止のためにコンクリートの下地で固定する必要があり、レンガ張りや石張りのように防草シートと砂で固定するDIY方法は適用できません。
☛お金のかからない・後悔しない節約ポイント:
タイルとコンクリート平板が一体化したデザイン平板がおすすめ
お勧めの選択肢として、磁器タイルとコンクリート基材を組み合わせたデザイン平板が挙げられます。デザイン平板なら、下地にコンクリートを打設する必要がなく、モルタルで簡単に固定できるため、工事費用を節約することができます。
しかし、DIYでデザイン平板を施工する場合、砂決め工法ではズレる可能性があるため、モルタルでの固定がおすすめです。ただし、モルタルでの固定作業はDIY初心者には難易度が高いため、DIYが得意でない方にはおすすめできません。
お金のかからないコンクリートのお庭
アクセントを付けてコンクリートをオシャレに
お庭をコンクリートで雑草対策する方法は、砂利+防草シートの次に費用がかからない雑草対策方法と言えます。ただし、コンクリートだけのデザインは冷たい印象になることがあります。これに対処するためには、レンガでアクセントを付けたり、ウッドデッキと組み合わせることで温かみのあるお庭に仕上げることができます。
コンクリート打設 施工事例
お庭をどうしたいか具体的な考えが無かった奥様でしたが、女性一級建築士と会話を重ねていくうちに様々なアイデアが生まれ、奥様が大好きなバラの似合うエレガントなお庭に生まれ変わりました。詳しくみる
広い庭の草取りにお困りだったお母様のために、管理の楽な庭にしたいと息子さんからご相談いただき、草の生えない素敵なコンクリートのお庭にリフォームしました。詳しくみる
お金のかからない&お金をかけないコンクリート打設
☛お金のかからない・後悔しない節約ポイント:
伸縮目地の代わりにレンガ
コンクリートを打設する際は、割れを防ぐためにおおよそ2メートルごとに伸縮目地を設ける必要があります。ただし、お庭が広くなるほど、これにかかる費用も増加します。
おすすめの方法は、伸縮目地の代わりにレンガを使ったデザインです。これによってコンクリートの割れを防ぐだけでなく、お庭の印象をコンクリートだけの冷たい印象からおしゃれで温かみのある雰囲気に変えることができます。
☛お金のかからない・後悔しない節約ポイント:
上下水道の配管が埋まっている場所は注意
地下に上下水道の配管が埋まっているエリアにコンクリートを打設してしまうと、将来的にメンテナンスが必要になった際に余分な費用が発生する可能性があります。
住宅は20〜30年が経過すると、給排水の水漏れや配管の詰まりなどが発生し、修理や交換が必要になることがあります。
コンクリートが配管の上にあると、修理や交換の際にコンクリートを壊してから配管を修理し、再びコンクリートを打設する必要が生じ、これにより余分な費用がかかります。
そのため、配管が通っている場所は、簡単に取り除ける砂利敷きや花壇のような部分にしておくことがおすすめです。
庭を綺麗にするコツ
②木鉢やプランターの置き方に注意
花や植木がお好きな方にありがちなのは、植木鉢やプランターがどんどん増えて置く場所に困ってしまうパターンです。増えすぎた植木鉢をスッキリ片づけるコツをご紹介します。
☛お金のかからないお金をかけない庭:
分散させずまとめて置く
植木鉢を庭に配置する際は、中央やあちこちにばらけて置くと散らかった印象になりがちです。代わりに、建物の壁際に一列に寄せて配置するなどしてまとめると、スッキリと片付いた印象を与えることができます。
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花壇に植え替える
また、花壇を作り、植木鉢やプランターの植物を一か所に集めて植えると、お庭が美しく整然とした印象を受けます。
お庭に植木鉢やプランターが増えすぎてお悩みだったN様。解決策として、素焼きの鉢に植え替えを行い、花壇の中に鉢ごと埋め込んで、見た目もスッキリと綺麗に整理しました。詳しくみる
庭木やお花を整理し、レンガで敷き詰め、花壇を作り、素敵な洋風ガーデンにリフォームしました。ちょっとした家庭菜園も可能な花壇を設け、お庭を楽しく演出しています。詳しくみる
庭を綺麗にするコツ
③床下収納でスッキリ
アウトドアグッズやバーベキューセット、車の夏用冬用タイヤなど、通常は使わない荷物を庭やひさしの下に積み上げていると、生活感が強調され、おしゃれな庭とは言えない印象になります。こうした荷物は、物置や床下収納などを活用して隠す収納に工夫することで、庭の美しさを損なわずにすっきりとした印象を保つことができます。
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荷物は物置や床下収納に仕舞う
最近ではオシャレな見た目の物置も増えていますが、お庭を広く有効活用したい場合は、ウッドデッキを作ってその床下に荷物をたくさん収納できるようにするのがおすすめです。
お庭に床下収納付きのウッドデッキを設置すると、仕舞う場所に困る季節のタイヤやアウトドアグッズがスッキリ片付きます。お庭のスペースをうまく利用して隠れた収納スペースをつくった施工事例をご紹介します。詳しくみる
庭を綺麗にするコツ
④植木を整理する
よく見られるのは、植木市などで植木を購入しては、空いている場所に植え、これを繰り返すことで手入れが複雑になり、庭木が増えすぎるケースです。
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植木の移植・剪定・伐採で整理
植木には、日陰を好むものや日向を好むもの、成長が速いものや遅いものなどがあります。これらの特性を無視して適当に植えると、希望通りの庭にならず、思わぬ問題が生じることがあります。
例えば、大きくなってほしい樹木が十分に成長せず、逆に小さくしておきたい樹木が大きくなってしまうなどの状況が生じる可能性があります。
個々の特性を理解した上で、適切な場所に植え替えたり、残すべき樹木と取り除くべき樹木を選別したりすることで、庭を整理することができます。また、適した場所に移植することや、強めに剪定することで、しばらく手入れを省くことができます。
庭木の剪定や伐採は技術が必要ですので、本来であればプロの植木屋さんに依頼するのが良いですが、ご自身で行いたい場合はWebサイトやYouTube動画などで詳しい手順を調べることをおすすめします。
和風の植木や庭石で埋め尽くされていた、暗い雰囲気のお庭が大チャンジ!正面から見ると開放的なのに、目隠し効果はキチンとある工夫されたフェンスで、プライバシーを守りながら広々としたお庭を演出します。詳しくみる
ドクダミがはびこっていたお庭がスッキリ生まれ変わりました。庭全体に温かみのあるジェラストーンを貼って雑草対策したので、もう草取りする必要はありません。詳しくみる
グリーンパトロールには女性の一級建築士が7人もいます。建物の構造の全てを知り尽くしている一級建築士が、お庭や住宅のお悩みやご相談を伺いに駆けつけます。
女性級建築士は「女性だから話しやすい」「使い勝手の良いアイデアはさすが女性」「『ここをもう少しこうして』という希望が言いやすい」と、特に奥さま方から喜ばれています。
主婦目線の使いやすさや、オシャレなデザインなど、女性のセンスを活かしたアイデアが大好評。
女性一級建築士ならではの細かい気配りで、ご家族が快適に過ごせるお庭や住宅をサポートいたします。お気軽にご相談ください。
雑草が生えない管理が楽なペット·犬の庭他、オシャレで自慢したくなるお庭多数!
グリーン・パトロール施工事例集
グリーン・パトロールの雑草対策工事は、経験と技術のある造園職人が行い、下地の整地から使用する防草シートの品質まで徹底的にこだわっています。
防草技術に自信があるので、施工後万が一防草シートの下や隙間から雑草が生えてくる事があれば無料で対応致します。
ご相談・お見積もりは無料ですし、当社はしつこい営業も致しません。安心してお気軽にご連絡ください。